マスコミって…

今日も25時帰りなちゅうです…
あしたは救急車に乗って、東大周辺を動く予定です。

先日、慈恵医大の例の医療事故の問題が、放映されたそうですね。
僕はその番組は見る余力がなく見ていなかったのですが、知り合いに慈恵の財務部長がいたので少し話を聞きました。

慈恵、あれからすごい努力をしているそうですね。
で、取材班も、あのあとの慈恵のさまざまな会議に、みっちり一年間はいって、取材していたそうです。しかし、結局ふたを開けてみたら、当時の手術室の密室性にのみ、ライトを当てていた…

これでは、慈恵にくる患者はますますへるだろうとぼやいていました。
いったい、かれらは一年間なにを見ていたんだ、とぼやいていました。

こういったことが積み重なって、国民の医療不信は形成されているのだろうな、と感じました。

せめて、取材されたものの権利として、放映する前の映像は見せてほしいものです… 「報道の自由」とマスコミは言うけれど、スポンサーの顔色を伺って番組を作るのに、取材された人たちは人権を無視した単なる材料、と利用して終えるのは、単なる善意の踏みにじりであり、弱いものいじめでしかないのではないかな、と思いました。