医者の心 看護の心

今、病棟実習で神経内科を回っている。
俺の受け持ちの患者さんは、不随意運動の激しい84歳の男性。
朝ご飯を食べるのに苦労している彼を見ながら、不随意運動は具体的にどんな動きなのか、カルテに書くためにはどんな表現をするべきなのか、僕はじっと見せていただいていた。 そんなときに、看護師さんがきて、患者さんの動き回る腕を押さえてあげた。

「ぱっと出る手。それが看護だよ」

看護連盟の理事に言われたその言葉があたまに浮かび、いろいろなものがつながった。
見ている部分がやっぱり違う例がいくつかうかぶ。

もちろん、今回の例は極端だけれどさ。

医者と看護のこころの違いを改めて考えました