「書く」ということ(Icube企画) ノート

ぼくらのサークル『I cube』のコミュニケーション能力養成講座第2回、『書くということ』だった。

例によって、ノートをはりつけます。
打ち切れてない場所もあるけれど…

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I cube〜夢の病院プロジェクト〜

《コミュニケーション能力養成講座第2回》
宇都 俊克先生 
■議題 「書く」ということ


●宇都先生●

企画書のポイント:5W1H
 いつ、どこ、だれ、なに、どちらの、どのように・どうやって

  短く、ポイントをつかむ!!!

一番重要なもの ⇒【How】!
   目標が明確でなければ、企画書、報告書にならない

Q:具体と抽象 どちらがわかりやすい?
A:具体。先が見える。
   それに向かって進んでいけばよくなる
   「一人十色」⇒具体的に分かるものを表現しなければ、分からない
   一文字、でもいい!

 難しい言葉
  あたまいい、と思われる? →×
  
  「具体的でわかりやすい」がポイント
 
 cf)履歴書も同じ
    抽象的なことを書いたとしても、担当者は分からない
    具体的なことを並べると、ぴんとくる

具体例:就職活動
  具体例や数字で、やったことを表現するようにした

 今は、就職協定(7/1から会社まわり という法律)がなくなった
 それ以前から就職活動始めていたから  企業に自由に、と1997に始まった

 就職活動で、自分をどうすればアピールできるか、考えた
   ものにたとえた
   「ゴム」でたとえた(細く、でも伸びる …根性)
 自分をたとえるとどういう人間かと聞いたら、
  「かきくけこ人間」と表現した学生がいた

例:やまもと
  「羊」…温和なイメージ

 cf)3ヶ月がんばることが、いいイメージをつくる!

②<絶対的な柱をつくる> …必ず、はずせない、柱がある

・例;
赤ワイン:ライト(例:ボジョレー)
     ミディアム(例:ブルゴーニュ
     フルボディ(果実実があって豊か)
白ワイン:味覚が中心になる 醸造方法が違うから
      甘口・辛口、など

 味を知っている人は、品種などの情報からお客自身で商品を選んでくれる
 が、知らないお客さんは、味も書かなければ分からない

「素人」「玄人」だれにでもぜったい分かるような柱を

例:コンビニ
  「24時間経営で、一個でも気軽に買える」

③<表現方法>

 1)プラスのイメージを抱ける言葉
   物事は両面から表現できる
    プラスで自分を表現すると、よく思ってもらえる
    もちろん、自信過剰、と思われてしまったら問題があるが

 2)コンパクトにまとめる
   長い文章では、ポイントがつかめない 読み手も読みたくなくなる
   箇条書きがベター

  例:長島監督が、最終解説に呼ばれない理由(句読点がない)

 3)「図」をつかう 「空欄」をつくる
   「なぜこの図が入っているんだろう?」と考えることによって、分かりやすくなる 興味もそそる

 例:一ヶ月の売り上げ 90万、とかくよりも、グラフで一日ごとの売り上げが書かれていたほうがいい。

④<報告書>
例:イタリアンワインフェアー売上報告書 →資料

ポイント:
 1)結果の報告 :「なぜ悪かったのか、書く」
   例:雨の日は、客数が5%くらい減る…
     店も滑って危ないし、客も元気がなくなって購買意欲が減る

 2)理由    :
   例:低価格をそろえずぎると…利益が出にくくなる 
                 本数を売らないといけない
     同じ味をそろえすぎると…
 
 3)対応策   :これを考えられなかったら、企画書・報告書は意味がない
   例:Icubeはいろいろ企画を作っているので、
       問題解決能力(どうやったらいいんだろう)
       原因究明能力(なにがわるかったんだろう)
     この二つの能力が、ぜったいに重要!!!
     これらが、今の会社はない!!
       参考文献『the Goal』

 どのようにしたら、消費者に興味を持っていただけるか
  「マーケットイン」
  
 消費者の目から物を作るのではなく、企業の側から考えるのがほとんど
  「マーケットアウト」
  例:麒麟麦酒 :ラガー 企業の理論で作ったら、売れなかった…
     生とラガーという似たような味がぶつかった
     淡麗を、つくって、タレントを使い、イメージ回復…
     
   タレントをまずはじめに使った例 「アサヒ」スーパードライ
    消費者二百万人の言葉を集めた!
     →短期間で一億ケースをうった!
     ラガーは濃かった
     すっきりっとした辛口をイメージしたら、どの料理にもあった

     200万人・お互いに歩み寄って、いい商品がつくれた

「書くことによって、いかに表現力が発揮されるか」

●後半、グループワーク
 10個ほど、表現を考えてみる
 5人 1グループで
 どんな表現をしたら、それが魅力的に見えるか?

<発表>

「お」チーム
・日本:東洋の繁栄日本、大都会東京、…
  豊かな自然とミステリアスな年が、あなたをお待ちしています
アメリカ: ?
・フランス:芸術や、ファッションのセンスに優れ、世界各国から注目を浴びる
  パリの街をあるいたら、あなたもパリジェンヌ 私もパリジェンヌ
・東京:109とラフォーレがある、最先端の年
・ディズニー:子供の夢- …

・長島:自然体でスーパースター
   停滞する日本にメイクドラマーだ!
 などなど

「あ」チーム
・日本:いつもでも新しい世
アメリカ:歴史は浅いが世界の中心となる大国。その理由は、自由です。
・フランス:高貴で上品な国
・東京:24時間眠らない街。日本の中心で人が集まる
・京都:
・大阪:元気で笑っておいしい食い倒れのまち、大阪
・お台場:多目的都市開発地
   (情報発信地であり、デートスポット
・ディズニー:大人もこどもも楽しめる夢の国
アテネオリンピック
・長島:

「え」チーム
・日本:アジアの経済の中心。    …
アメリカ:そびえたつビル群から …
・フランス:
・東京:
・京都:日本の歴史と伝統の街 …
・大阪:

「う」チーム

「い」チーム

宇都
 「デザートが印象に残った」
☆なぜ、グループ発表してもらったのか
1)考え方の違う人間が集まることで、新しい考え方が生まれる
  =三人寄れば文殊の知恵
2)第一回のテーマ、『聴く』を理解していますか?
   …相手を肯定するということ
3)同じテーマでも、見方・考え方によって表現が変わる
   …体言どめしたり、です・ますでとめたり
4)まったく知らない人に興味を抱かせるにはどうしたらよいか?
  →360度から見る視点の大切さ

1.日本・フランス・アメリ
2.東京・京都・大阪
3.ディズニーランド・東京
4.アテネオリンピック
5.長嶋茂雄

1,2,3は、<比較>をイメージした
 並べるからこそ、具体的なものがイメージできると思った
 (英語の比較級)
  例;東京タワー、金閣寺、など

4.日本人の中でも感動した人が多かったと思ったので、
 それを表現してもらいたかった

5.長嶋は、誰でもわかっているから

 (ReFLESH・こいけちゅう・Icubeも入れたのだが…)

<牧野>
意外と、かけないもの
知識を蓄えることと、表現することはイコールではない

「メールを使うと漢字を忘れる」
毎日、一行でも書こう

●企画のポイント「独創性」
 言葉のイメージ:
   新しい、説得力がある、論理的
   オリジナリティ、→効果(魅力的・ひきつける)
   (周りの意見を聞いて合わせるのは、独創性ない
    → 一人でやる 話しを聞かない 独特、ユニーク
    
  ポイント:『創る』
    他を取り込む
     他人が 『気付いていないこと』
         『行わないこと』
         『行えないこと』
     これらを盛り込んでいるもの!

  みんな同じ、新しいことを言ったりする
   そこに、いう!
   
  例:みんなが行わないだろう
   「夢の病院project」
    …病院が潰れているこの時代に。
  
 「潰れそうな時こそチャンスなんです」
  →(会場)
   だめもとではじめられる「えい、やっ!」・チャレンジできる
     「真剣さがある」
     「制約が外れている」「新規事業できる」
   多くの人が消極的 逆を行けばチャンスをつかめる

  親会社がダメなら、一歩踏み出せる

 これで、独創的になる
 ただ、成否が問題になる 「うまくいくのか?」
 
  →「うまくいくかもしれませんが、うまくいかないかもしれません」
   「やろうとしているひとがいないから、勝負しましょう」
  
   …新しいことに取り組むためには、企画書が必要
    成否を盛り込まなければいけない
    
 cf)独特
   組み立てがないもの
   →書かないと、組み立てられない

→一日一行 主語述語をはっきりさせ 文章を完成させる
 大切なこと:「私」をかならず入れる
  …一般抽象的では、「熱」がこもらない

 一番最初の素案(たたき台)
  …これがしっかりしていないと、独創的で勝てる(うまくいく)企画書にならない

「うまくいく」
・楽しい仕事にする
  →効率的な楽をする

 例:電話でこの場所を案内する 御茶ノ水駅にいて、この場所を知らないひと

  ・地図を描く
    「図示」!!! イメージしてもらうことが大切
    企画書は、落書き帳
    「色を使う」「動きをつかう」

  「気付いていない」「行わない」「行えない」
  ものを伝えるときは、<絵><色>が重要
  
  また、書いてみること、が大切

  まず、<<想像・イメージ>> させることが大切
  想像させてから、<<言葉>> にかえる
    順番が逆なひとがおおい…
   書くことは、イメージと違わないように言葉に落としていく作業

  そうすると、企画書、になる
  
  独創的なものが、「企」「画」書
   …絵で企てないと
  「変わったもの」は、計画書

  図・色・動 は、企画書に落とさないと

 成否を聞かれたら、

 ・難しいこと
 ・どうしたらそれを越えられるのか

 を書くことが大切


「宿題」
①私、を主語に、毎日かく
  思うこと、が書いていなければ、計画書(プログラム)
  企業では、通用しないよ 「これ、他社でやっていたぞ」

②私がどうなっているのか、計画書を書く

③他人の裏をかく
  友達が思っていることは、書かない
  行わないだろう、ということはやってみよう 例:小児科
  行えないこと 「女だから」「男だから」を越えてみよう

 (今日、文章を書くときに、個性が飛んでしまっていた)

●坪田
 企画書は、「喜書く初」
  書いててつまんないものは、やっててつまんない